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老後の暮らし方 3

 「加齢」という現実が個人にどういう変化をもたらすのか?、ということについて考えていた学者さんたちは昔からいますが、日本で「老年期」についての研究が本格的に始まったのは、今から30年ほど前のようです。研究としてはまだ初期段階なので、これからもっと色々なことが解明されてくるんじゃないかなぁ〜。

 

 研究が始まった頃は、「老化」のとらえ方はネガティブなものだったみたい・・・。例えば「能力が低下する」とか「色々なものを喪失する」とか・・・。

 でもね、最近ではポジティブな部分があることが分かってきたんです。能力に関して言えば、使い続けていればそれほど低下しないし、「技」の分野は生涯発達し続ける(むしろ若い人より優れている)という風に・・・。「喪失」でも、失うものは当然あるけれど、新しい何かを獲得し続けることができる、ということも様々な調査研究で明らかになってきています。

 なので、「老年期」というのは「色々なことが出来なくなる」というよりは、それまでの人生で身につけた色々なものを土台に世界が広がるとか、ずっと続けてきた何かが円熟した形で現れるという、いわば人生の「集大成」の時期なのかもしれません。

 

 ただし、「それまでの人生で身につけた」の部分が「集大成」の形を左右するんじゃないか、って思うんだよね。

 例えば、常に自分勝手な考えを押し通し続けてきたり、私利私欲のために人を蹴落としてのし上がってきたりした場合には、その状態で「老年期」に入るから、周囲は大変かもしれないし、案外本人も苦しくなるかも・・・。

 だから、「老年期」に入るまでの人生で何を大切にして生きてきたのか?が、その後の日々を決めていくんじゃないかと・・・。

 

 自分の人生をまとめ上げていく老年期に、地位や財産等に固執せずに穏やかな心で過ごし、日常のささやかな何かに幸福感を抱きながら暮らしていける、っていうのは理想ですよね。そして、人生の幕を閉じる時に、「色々苦しいことがあったけど、よく頑張ってきた、えらいぞ!」と自分をねぎらい、「私を傷つけた人にも出会ったけど、でも素晴らしい人にも出会えた」と人生に感謝できる人になれたらいいなぁと思います。

 それには、色々な困難が降りかかる「中年期」をどういう風に生きていくか、ってことと関係があるんだと思います。・・・これについては、またそのうち書いてみます。

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