完璧でなくていい、と思ってみる・・・
私たちは誰もが「考え方の癖」を幾つか持っています。その中に「完璧を求めてしまう」とか「白黒をはっきりさせたくなる」という癖があります。
これらは、仕事や勉強などをきっちりやる時とか、決断をする時には必要なものですが、その一方で、その人自身を追い込んでしまうという側面も持っているんですよね。ストレスを感じやすくなる、というか・・・。
例えば、常に「○○でなければダメだ!」と考え行動していると、心身の疲れに気づかなくなるし、思うようにならないことで自分を責めたり、周囲が怠けているように感じて怒りを覚えたりします。実際には違うんだけど、自分の考え方のフィルターを通して見るから、現実が別の色に見えてしまうんだよね・・・。自分で悩みを作ってしまう可能性がある・・・。
完璧を目指す生き方をしている人は、そもそも真面目で几帳面な人です。だから、そういう人が、仮に今の目標を少し下げたとしても、一般的には「真面目な範囲」にとどまっているはず・・・。
「○○でなければダメだ!」を少しマイルドにして「○○したいけど、そうならない場合もある」という風に、頭の中の文を書き換える、っていうのはいかがでしょうか・・・。
長年慣れ親しんだ考え方の癖を修正するには時間がかかるでしょうが、気づいた時に自分に言い聞かせていくことで、少しずつ楽に生きられるようになると思いますよ。
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